2014年2月27日木曜日

FRDM-KL46Z用USBホストライブラリの試作(2)

・ソフトウェアリトライに変更。
 KL46ZのUSBコントローラにリトライを任せずに、ソフトウェア側でステータスを見てトークン転送レベルで再送処理をするように修正しました。
 今までトークン転送でバスエラーになってしまったUSBフラッシュメモリーが読み取れるようになった。
 少なくとも以前に比べて安定しているので、使えるUSBデバイスが多くなります。

・USBハブに対応。
 接続数の制限はほぼありません。

・アイソクロナス転送を追加。
 WEBカメラが使えるようになりました。
 KL46Z-USBHostC270_example

・なるべく公式USBホスト互換のインターフェースに変更。
 多くの対応ソフトが僅かな修正で動くようになりました。
 ただし、RTOSを使っていないのでノンブロックでコールバックが必要な転送では USBHost::poll()を呼び続けます。
 使用例:KL46Z-USBHostMouse_HelloWorld

その他の細かい修正、改造はコミットメッセージを参考にして下さい。
https://bitbucket.org/va009039/kl46z_usbhost/commits/all

Simple USBHost library for FRDM-KL46Z
http://mbed.org/users/va009039/code/KL46Z-USBHost/

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FRDM-KL25Zも同じUSBコントローラなので、USBコネクタに電源を供給できればUSBホスト機能が使えるようになります。



(2014/2/23)
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